ブラックリスト(ぶらっくりすと)
金融機関の個人信用情報記録に、「事故情報」登録されてしまうことを言います。実際には、「ブラックリスト」という「要注意人物リスト」のようなものは存在しません。
金融機関には個人信用情報というものがあり、金融機関から借入した利用履歴や支払状況、個人の年収や住宅情報、勤務先等の属性情報などは、全て個人信用情報機関に登録管理されています。住宅ローン等の支払いを数ヶ月にわたり延滞すると、個人信用情報に「事故情報」として延滞情報が登録されます。以後、金融業者が被害を受けないため、延滞情報や債務整理(特定調停、自己破産、個人再生等)などの事故情報が登録されます。この事故情報リストが通称「ブラックリスト」です。
事故情報に登録されると、5~7年はローンやクレジットを組んだり、新しくカードを作ったりすることはできません。事故情報(ブラックリスト)に載って5年が経過すると、登録は抹消され、再びクレジットカードを作ったり、ローンが組めるようになります。
任意売却をするにしても、競売にかかるにしても、いずれにしろ金融機関への支払いを延滞している時点で個人信用情報には記録されてしまいます。